百合には劣等感がよく似合う


「私には似合わない服」
新しく雇われたメイドの聖香があまりに完璧で、成長期だったお嬢様は自分と比較してしまう。
そんな二人が近づいていく物語。

「これは正しい暴力です」
妹の美玲は美しかった。常に妹と比較され苦悩していた姉は、躾で彼女を叩いてしまう。
そこから二人の関係が変わっていく。

「可能性が嫌い」
教え子の高畑さんは教師である自分にも素直で、可愛い子だった。
ただ、あまりに彼女が輝いているので、年老いていく自分と比較してしまう。

「恋人はサンタさん」
クリスマスイブの日、泣いている少女がいた。彼女は自分をサンタクロースだと名乗った。
ただ「クビなってしまった」とも。泣き虫サンタとの二人暮らし。

「殺したいけど殺せないから死んでくれとは願ってる」
小説家を目指す間宮にとって、葉月はただの友達でしかなかった。
しかし、あるとき彼女に小説の才能があることに気づく。
そこから葉月は羽ばたいていき、自分は成果を出せない日々が続く……。