マスティマ・ガール・コンプレックス


26歳の公子(きみこ)は、恋人・奏(かなた)と付き合ってもうすぐ1年。
優しくて穏やかな彼に満たされながらも、公子の心にはいつも奏の元カノ・愛(あい)の影がちらついていた。
奏のスマホの待受、SNSのフォロー欄──どれもが、まだ奏の中には愛がいる証のように思えてしまう。
そんな折に、奏が愛に誕生日おめでとうのメッセージを送ったことが発覚。
その事実に耐えきれず、公子は家を飛び出し、神に願う。

――「奏さんの元カノとの記憶、全部消してください。」

気づくと公子は、7年前の大学の入学式の日にタイムリープしていた!
再び目の前に現れた、あの頃の奏。
「つまり、この奏さんは、愛ちゃんとまだ付き合ってない──?」

公子は決意する。

――「今度こそ、私が先に奏さんを好きにさせる!!!!」