こっち向いてグレア


気まぐれにいつもと違う道を選んだら
異世界に通じてた、なんて嘘みたいだけど。
もっと嘘みたいなのは今。
そこで平凡現代人な俺・西名善が
「おすわり」をさせられて、
喜んでるってこと。

異なる世界で出会った
瞳を隠す銀髪の獣人・アルとの会話に、
気づけば惹かれ、浮かれる自分がいる。

なんで? がいっぱいで
難しいことは分かんない。

分かんないけど思うのは
――ただ「もっとくれよ」ってこと。