せんせいのお人形


親から育児放棄され、基本的な生活習慣すら身につかないまま育ってきた、女子高生スミカ。親戚の間をたらいまわしにされた末、教師をしている昭明に引き取られる。これまで大人になにもしてもらってないから、自分はなにもできないんだ、と慟哭するスミカに、昭明は宣言する。「――気が変わった。俺は教育するよ 君を。このまま全部人のせいにして流されるように生きたいか?自分で自分の手綱をとるか?俺にはその手助けができる。どうする」人は、なんのために学ぶのか。なんのために生きるのか。スミカの再生の物語が、いま、はじまる。